mp3.comがRIAA(全米レコード協会)に提訴されました
詳しくは日経ネットビジネスのページをご覧下さい(数日たつとURLは変わると思われますが)。
非常にグレーなことですので、裁判所の判断が注目されます。米国流に和解があるかもしれません。
僕がいいたいのは1つだけです。RIAAは正義を主張するよりも、いかに利益を守るか考えるべきだと思います。もちろん、法が犯されることは絶対にあってはなりませんが、一方で法に頼るだけでなく、どんな状況下でも利益をうまく確保できる方法を考えるべきだと思います。
昼間、家にいるときでも玄関に鍵をかけたりするでしょう。それと同じだと思うのですよ。鍵をかけないことにより何者かに侵入されたら、不法侵入ということで犯人を訴えることはできますし、相手を有罪にできるでしょうが、侵入された時点で自分が殺されるかもしれないじゃないですか。だから法的に正しいことを訴えるのではなく、とにかく自己を防衛するために鍵をかけるんですよね。庶民のささやかな知恵です。
ネットワーク社会においては、法に触れるギリギリのことをやり出す輩が、絶対に出てきます。mp3.comもそうでした。世の中が自由の方向に向かうとしたら、mp3.comの今回の行為は、早晩ゆきつくところでもあります。だとしたら、現時点で合法か非合法かを論じるのは、ナンセンスかもしれません。
mp3.com側から見ると、今回の行為は法に触れるギリギリであるものの、合法だと言い切ることは十分に可能です。僕は立場上、mp3.comを応援しないといけませんが、それを差し引いたとしても、RIAAには、もっとたくましくなってほしいと思うのです。でないと、かえって非インディー・アーティストの利益を確保できる、あるいはさらに大きくできるチャンスを逸するような気がしてなりません。インターネットの普及を嫌だと思うのではなく、逆に利用してやろうくらいに思ってほしいのです。