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こまめに努力したんですよ

19日のコラムでは、99年の健闘振りを紹介させて頂きましたが、自慢するだけではいけません。いかに努力したかを、というより、うまくいった理由を分析することにします。

そもそも、人気が出るか否かは、もちろん演奏の良し悪しもあろうかと思いますが、マーケティングによるところも決して小さくないと思います。mp3.comを隅々まで聴いている人ならわかりますが、素晴らしい演奏であってもランキングの上位にいるとは限りません。ここに注目しました。

mp3.comに初めて投入した曲はSamba Orange Roadですが、当時としては自分の見せ場を最も多く披露できる曲でした。つまり、満を持して(伴奏はしょぼかったですけど…)臨んだわけです。次に投入したBeauty in Kyotoも手堅い選曲でした。自分が寿司屋の板さんだとしたら、大トロ、中トロの順に出した、といった感じでしょうか。

既存の曲の人気が下がってきたら新曲を投入する、という作戦も効果がありました。今と違って、在庫は豊富でしたので、こういった芸当も可能だったわけです。

儲けるつもりは毛頭なかったのでCDのコストパフォーマンスを高くしましたが、これが奏功しました。というのは、ある時期からmp3.comでの順位決定システムに、CDの売り上げが大いに加味されるようになったからです。僕の場合は、多くの曲を収録している割に安価ですから、比較的買ってもらいやすという下地はあるわけです(もちろん、そう簡単に売れるものではないですが…)。つまり、CDが売れる→順位が上がる→ダウンロードが増える→さらに順位が上がる、という好循環を生むことができました。

積極的に曲数を増やしたのも、当たり前ですが、効き目大でした。ページが2つあり合計で29曲(3月21日現在)もあれば、全体の数字は大きくなって当然です(逆にいうと1曲あたりの数字は大したことない)。とにかく寄せ集めると結構な数になります。例えば現在ですと、最上位のSamba Orange Road -Bossa-だけで、全体の2分の1から3分の1くらいの数字を作っています。つまり、1~2曲でも人気が出れば、それだけでかなり引っ張ることが可能といえるのではないでしょうか。

振り返ってみると、ちょっとしたことで、いい数字を“造れた”気がします。非凡であっても、ホームページ上で自分をうまく“表現”することができれば、なんとか人の目を集めることが可能なのかもしれません。

上記のようなことを考えたのも“インターネットはすごいが、所詮は…”という部分が必ずあるはず、と考えたからです。続きはまた後日に掲載します。