パソコンの進化が早すぎる…
なぜO2R(7月25日の記事を参照)が不要になるか――特に最近、パソコンの進化が早くなっている感があります。1GHzのCPUがどーのこーのといった先端技術はさておき、フツーの人が体験できる技術が確実にレベルアップしているのですよ。デジタルの音響機器は、乱暴な言い方が許されるなら、一種のコンピューターなんです。つまり、パソコンという汎用のコンピューターが安くて高性能とくれば、O2Rのような専用コンピューターは不要になるはずです。
いまや10万円のパソコンでさえ、CPUのクロック数は600MHzです。それらはセレロンですが、20万円以上のパソコンならペンティアムIIIでしかも667MHzや733MHzが搭載されています。ハードディスクは20GBクラスが当たり前ですから、ウェーブファイルを贅沢に扱えます。アキバのパーツショップでは60GBのハードディスクがたったの2万5000円なんですよ。15GBで9000円というのもあります。
2000年冬商戦で25万円のパソコンを買うと――CPUは800MHz(800EB MHz)のペンティアムIII、ハードディスクは30GB、CD-RWドライブ付きで、ディスプレイは15インチの液晶――こんな具合ですよ。もちろん、ソフト満載です。
パソコンの内部は速くなりましたが、外部の機器とのデータのやり取りが相対的に遅い、という問題点もあります。しかし、これから2~3年で、音響絡みの世界に大きな変革が訪れるのは、間違いないでしょう。