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三行広告のオークションに挑戦!

米国人は競争が好き。MP3.com内はランキングの嵐ですが、実は、アーティストが自分で出す広告までもが競争なんです。MP3.comではオークションとかPayolaとか呼んでいます。

その、アーティスト自身が出す広告とは、各ジャンルのトップページの左側にある「Payola Songs」というセクションに掲載されている曲のことです。例えば、ジャズのページに飛んでみて下さい。曲名とアーティスト名がこぢんまりと10件書かれています。さながら新聞の三行広告といったところでしょうか。

ここに出校すべく、オークションに挑戦してみました。結構疲れました。

このオークションのデッドラインは、毎週水曜日のカリフォルニア時間で正午12時1分。日本時間ですと木曜日の早朝4時ですね。その時間までに1ドル単位で入札します。落札額の順に上位の10人が「Payola Songs」の欄に掲載される仕組み。入札の状況をウェブ上で見ながら、適切な額を賭け、支払いはクレジットカードとなります。

賭ける期間が1週間あるわけですが、残り5日といった時点では申し込み数も少なく、とてもオークションとは言えない状況です。ところが残り1日ともなると、申し込み数が増えてきて、落札から漏れてしまう(つまり11件以上の申し込みがある)人も出てきます。

僕はJazzのページへの掲載を競うことに。せっかくですから、1番目で落札したいと考えていました。残り12時間という時点では、最高額が17ドル。それほど高くはないか、という感じです。ちなみに入札するための画面はこちら。誰でも見ることが可能です。

残り1時間を切った時点からにわかに盛り上がりだしました。じわじわと最高額が上昇し、20ドル、25ドル…という具合に少しずつアップしていきました。この時点ではまだ僕は傍観者です。

僕は残り10分というところで勝負に出ました。その時点で35ドルという輩がいたので、38ドルで登録してみました。で、手続きの最後のボタンを押した瞬間です。自分の38ドルより上に40ドルというのが表示されてしまいました。どうやらタッチの差で抜かれてしまったみたいです。

残り7分の時点で異変が起こりました。いきなり51ドルの輩、55ドルの輩が出てきたのです。僕が賭けた38ドルという額は、メールで上積みすることは可能なのですが、僕にはオークションの経験はないため、今回は傍観することにしました。

次の瞬間、信じられないことが起こりました。なんと、残り2分のはずが、画面には残り12分と表示されたのですよ。競りが活発な間は時間を延長するようです。で、先ほどの51ドルの輩は56ドルに賭け直しになっていました。そうか、こいつのせいか。

その10分後に、またまたデッドラインの延長です。今度は55ドルの輩が60ドルをつけていて、56ドルの輩を一歩リードした形です。やはり、皆トップを狙うのですね。

そして3度目の延長がありました。ほかのジャンルのオークションは20分前に終了しており、ホントに頑張るなあ、と思いつつ、早く終わらないかなあとも思いつつ、時間を待ちました。結局はこのまま(30分の延長)終了しました。

上から、60ドル、56ドル、40ドル、38ドルで、僕は4位でした。12日から1週間、このページのPayolaの欄に「Mechanical Touch, Takehisa Takatsuki Group」として掲載される予定です。最低、つまり10位の落札者は30ドルでした。ちなみに、テクノな人たちが集まる「Electronic」というジャンルでは、最高額が250ドル。金持ちだねー。