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掲示板でお知らせしましたが、Norikoの「Dancing In The Moonlight」がボサノバのチャートで1位になりました。高槻は彼女のプロモーターを引き受けていることもあって、うれしい限りです。
今回のコラムは1位に至るまでの経緯をお話したいと思います。本来ならこういうネタは部外秘なのですが、特別に披露しましょう(^^)
■彼女の演奏ならイケるはずMP3.comでいろいろな曲を聴いて思うのですが、素晴らしい演奏なのにランキングの底に沈んでいる曲が五万とあります(実際に沈んでいるのは50万曲以上)。アップロードした曲が聴かれるかどうかは、ひとえに、宣伝の方法にかかっているのではないかと、日頃から感じています。
4月中旬、Norikoからプロモーターになってくれと頼まれました。せっかくの機会なので、Norikoをさらにビッグなアーティストにしようと決意したのでした。幸い、Norikoの曲は自分の好みである上に、客観的にも人にオススメしやすい曲だと感じていました。まずは、戦略を練るところから始めます。1カ月近くあれこれ考え込むことに…。
Noriko自身はいろんなことができるアーティストなのですが、リスナーに「何でも出来ます」と訴えるとかえってわかりにくくなります。どこかに軸足を置くべきだと思いました。その頃、「Kinoko Soup」や「I Don't Know」など、それまでと違った傾向の曲を発表していましたが、それでもまだスムースジャズ系の曲の方がしっくりくるアーティストだと感じていました。
もちろん、強い分野を訴求することも重要でしょう。元々ジャズ系で出発し定評も得ていたので、その時点での軸足はジャズボーカルで間違いないと思いました。
■Norikoらしさと普遍性のバランス次に考えたのは、ジャズボーカルの中でどの曲をメインディッシュにするか、です。つまり、Norikoのページの一番上に置くべき曲を選定することにしました。ヒット数が多いアーティストのアクセスログを解析するとわかるのですが(例えばこのページで解析)、そんなアーティストは、ページの一番上にある曲だけで全体の3分の1程度のアクセス数を稼ぎ出したりしているのです。
さて、Norikoの“顔”ともいえる1曲目を選定するにあたって、「Norikoらしさと普遍性のバランス」に悩みました。Norikoらしい曲ほどリスナーは満足するがパイが小さくなる、普遍性のある曲ほど人気は出やすいが固定客は付きにくい――つまり、Norikoらしさと普遍性のバランスをどこに設定するかが、マーケティング上のカギになるのではないかと思いました。
具体的にはこうです。高槻としては「Love Potion」や「Green And Ocean」がNorikoらしくて好きなのですが、どうも一般の人にはイマイチ馴染みにくい。「Chocolate Kiss」や「Tequila」は、少しリスナーに媚びすぎているような気がする。結局、高槻が1曲目として選んだのは「Dancing In The Moonlight」。この曲は2000年の10月~11月にヒットした実績もあるので、間違いはないだろうと思いました。
2曲目以降もDancing In The Moonlightに倣い、Norikoらしさと普遍性のバランスが良い曲を中心に並べていきました。Norikoのページに来たリスナーが「この人はジャズボーカルの人だ」と一目でわかり、実際に上から順に聴いても違和感のないラインナップにしました。
■あっけない結果が待ち受ける自分としての考えが固まったのは5月下旬のこと。意を決してNorikoに説明することにしました。上記のようなことを丁寧に話したところ、本人もすんなりと理解してくれ、ホッとしました。ただちに二人でAdminのページにアクセスし、話し合いながら曲順を変える作業をします。
曲順を変えて2~3日くらいたってからのことです。Dancing In The Moonlightの順位が上がり出し、それに比例するかのように全体のアクセス数も増えだしました。6月10日にはボサノバのチャートで2位にまで上がり、最盛期の“強いNoriko”が復活。プロモーターの高槻としては、感慨ひとしおでした。
しかし、さらに上を狙うべく応援を募るDMを出してみました。全部で400通以上出しましたので、何らかのフィードバックが期待できそうです。
DMを出した翌日、信じられないことが起こりました。なんと、ボサノバのチャートで1位だった「The Girl from Ipanama(イパネマの娘)」が突如としてランキングから姿を消してしまったのです。著作権絡みのトラブルだったようです(詳細は理解できず)。
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こうした経緯で1位になりました。もちろん、曲が良かったからこそ1位になれたのでしょうが、宣伝係としての立場からNorikoに提言し、その結果として順位が上がったというのは、プロモーター冥利につきます。
さらに今後に期待したいところです。引き続き皆様のご支援をお願いします。
(2001年6月21日発:米国時間20日)
皆さん、いかがお過ごしですか。プロモーターの高槻です。今回もホットな話題をお届けします。
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1) Norikoの曲が2位に浮上
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6月10日、Norikoの「Dancing In The Moonlight」が、MP3.comのボサノバチャートで2位に浮上しました。さらに上位を目指したいので、よろしかったら、1日1回この曲をストリームで再生していただけませんか。日本語で歌った、少しポップで爽やかなジャズです。
曲はこちらのページの一番上にあります。
http://mp3.com/noriko
ランキングはこちらのページです。
http://genres.mp3.com/music/jazz/bossa_nova/
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2) 高槻はロサンゼルスに行きました
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高槻は先週ロサンゼルスに行き、Norikoに会ってきました。彼女とコラボレーションしましたので、近日中に公開します。ロマンチックなスムースジャズに仕上がる予定ですので、どうかお楽しみに!
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3) 高槻のバンドが2万ヒットを達成
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高槻のバンド「Takehisa Takatsuki Group」が5月は大ブレイク。月間で2万ヒットを達成しました。All My LoveやSamba Orange Road 2001など、たくさん聴いて下さいまして、ありがとうございます。
高槻のページはこちらです。
http://mp3.com/take
いつもご愛読ありがとうございます。2001年6月21日
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Takehisa Takatsuki
http://mp3.com/stations/norikoj (Noriko)
http://mp3.com/take (Takehisa Takatsuki Group)
http://homepage2.nifty.com/latinjazz/ (ホームページ)
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★このニューズレターの配信を希望されない方は、恐れ入りますが「配信不要」の旨、返信して下さい。また、同じメールが2通受信されている場合も、ご連絡をお願いします。
2001年5月は最高でした。MP3.comでの月間のプレイ数が2万668と、初めて2万を超えました。ひとえに皆様のサポートによるところが大きいと思いますので、この場を借りて御礼申し上げます。
Takehisa Takatsuki Group(メイン)というページとTakehisa Takatsuki - Annex(非サックスもの)という2つのページを持っていますが、2万プレイのうち95%は前者のページが稼ぎ出しています。サックスものが大ヒットしたのは久々でしたね。
これほど多くのアクセスを得られたのには、3つの要因があります。一つは3月末にアップロードした「All My Love」が即座に人気を得たこと、次に4月中旬、MP3.com上にこのAll My Loveの広告を掲載したこと、そして5月中旬に「Samba Orange Road 2001」も広告を出したこと――この3段階により全体のアクセス数がかなり増えました。
All My Loveは初めてのボーカルものでしたが、この曲自体は6年前から何度も演奏していたので、自分としては違和感はありませんでした。というより、こういうR&B的なサウンドで過ごした時代がありましたね。日本でアシッドジャズが流行った90年代のことです。
ギターの嶺脇君が作曲したこの曲は3月30日にMP3.comに投入しましたが、翌日にはAcid Jazz部門のトップ40入りし、徐々に順位を上げていきました。前述の広告により、4月16日に3位になり、しばらくこの順位が続きます。4月20日にはサイト全体で229位(93万曲中)まで上がりました。99年5月24日にBeauty in Kyoto - Piano Soloで記録した3万曲中31位よりもはるかに価値があると言えそうです。
さて5月に入っても、このAll My Loveが高槻のバンドの人気を牽引しつづけることになりました。Samba Orange Road 2001の広告を出したのですが、多くの人はAll My Loveも一緒に聴いていってくれたのです。5月25日には全曲のプレイ数が1156と過去最高を記録しました。この日、All My Loveの順位はAcid Jazz部門で2位に浮上しました。なんと5月はAll My Loveだけで6041プレイ。1日あたり約200人がこの曲を聴いてくれたんですね。
ところで、月間2万プレイというのは、どれくらいの価値がある数字なのでしょうか。MP3.comの中でもかなり良い数字だとは思いますが、日本国内に限るとかなり最上級に近い数字です。
ソニー・ミュージックエンタテインメントの配信サービス「ビットミュージック」は、月間1万5000ダウンロードだと、その昔どこかで読みました。あちこち出ていたかと思いますが、自分で読んだのは、日経BP社(高槻はここに勤めています)の雑誌かウェブだと記憶しています(最新の数字を知っている方、教えて下さい!)。今はもっと多くなっているのかもしれませんが、ひょっとしたらソニー1社の数字以上を高槻のバンドだけで超えてしまっているかもしれないということです(^^) もっとも、たかつきの曲は無料だけどソニーは有料、そして、MP3.comは再生がメインだけどソニーはダウンロードがメイン、といった大きな違いがありますから単純には比較できません。しかし、ウェブ上のアクセス状況という大雑把な見方をすると、高槻の方が上と言えるのかもしれません。
目に見えない人大勢に支えられた1カ月だったと思います。解析してみると、高槻のお客さんは9割がたが外国人みたいですね。どういう形でお礼を申してよいのやらわかりませんが、とにかくこの場で重ねて御礼申し上げます。
最後に一言。人生いい時ばかりではありませんので、というより、大部分は平凡ですので、何か良いことがあったときくらいは大喜びしようと、高槻は日ごろから考えています。自慢げに上記のようなことを書くのを面白くないと思う人がいらっしゃるかもしれません。しかし、嬉しい時は存分にその気持ちを味わっておく、というのが高槻の生き方ですので、どうか、ご了承ください。