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2002年01月30日

腹が減れば食い、眠くなれば横になる生活

昔の高槻は、非常に不規則な生活をしていました。腹が減れば飯を食い(大抵は酒)、眠くなれば布団に潜っていたのです。昼夜逆転どころではありません。

昼の12時に起床、13時にメシ、19時に酒、20時に就寝、22時にまた起床、酒を飲みながら過ごし朝6時に就寝、なんとなく10時に起床、11時にメシ、13時に昼寝、17時に起床…、こんな感じです。

これはこれで、非常に生産的な生活でした。曲はたくさん作ったし、仕事もたくさんしたし。やるべきことを時間に合わせるのではなく、やりたくなったら着手、だったわけです。常に新鮮な気持ちでいろんなことに取り組めました。

全く不健康、というわけでもなかったです。ある意味、規則正しい今の方が不健康かもしれません。決まった時間に食事するため、たくさん食べがちで、かなり腹が出てしまいました。余った時間を寝たり飲んだりして潰すこともできず、1日1~2時間がムダになっているような気もします。

不規則な生活をしていた昔に比べるとかなり健康になりました。昔は体調が悪いと言えないほどだったのです。でも健康になった今、生産性・独創性が下がってしまったような気がしてなりません。気のせいでしょうか?

正確なテンポは誰にもわからない

最近、音響関連で実感した大きなことは、正確なテンポは誰にもわからない、ということです。デジタルの機器は、基準となるテンポ、すなわち水晶発振子に正確に同期させているというだけであって、その水晶発信器自体の性能は、実は結構いい加減だったりするのです。“デジタルだから正確”というのは錯覚です。

例えば、レコーダーに録音されている音をアナログ端子(デジタルでもよい)から出し、パソコンに録音します。これをファイル化し、データとしてレコーダーの別トラックに戻します。元トラックといったんPCを経由したトラックの頭をそろえて再生しますと、まず間違いなく、演奏がズレてゆきます。レコーダーの基準クロックとPCの基準クロックが異なるからです。

ちょうど60秒の演奏があったとします。仮に、レコーダーはクロックが正確としますと、レコーダーは264万6000クロック使ってそれを記録します(44.1kHzの場合)。一方のPCはレコーダーに比べて水晶発振子が1%遅いとしますと、同じ60秒を記録するのに261万9540クロックしか使いません。

PCのデータをそのままレコーダーに転送してから再生すると、1%少ないクロックしか再生しませんから、本来60秒の演奏が59.4秒に縮まってしまいます。

そこで、録音の現場では“ワードクロック”なる概念を導入しています。基準となるクロック(水晶発振子)を1つに絞り、各機器のクロックをその水晶発振子に同期させるわけです。これなら、データを機器間でやり取りしてもテンポはズレません。1クロックたりともズレないので、各トラック間で波形をピッタリ合わせることも可能です。

しかしながら、そうして正確に編集したトラックも、リスナーの再生環境によってテンポが変わってしまうわけですね。極端な話、水晶発振子が通常よりも2倍遅い場合、どの曲を聴いても、演奏時間は2倍に延びてしまいます。大抵の場合は誤差として無視される、というより問題にもされませんが、実はオリジナルと比べて、かなりテンポが狂って再生されていることが多いのです。

2002年01月28日

2500万円借りて2000万円しか返さない?

7年前のちょうど今ごろ、今の自宅を買いました。毎年この時期になると、おカネのことをあれこれ考えてしまいます。

デフレ真っ盛りの日本経済。個人的には歓迎なのですが、一つ困るのは借金がしづらい点ですね。

例えば、毎年10%のインフレだと、借り入れ金利も給料の増加率も物価の上昇率も10%だったりします。高い金利は見かけ上、チャラになるわけです。ところが、毎年、給料と物価が10%ずつ下がっていったとしましょう。このとき、仮に借りる金利が0%だとしても、見かけ上は金利が10%なのと同じ。つまり、大きな負担となるわけです。デフレは、これが怖いですね。

これがために、高槻は小さな借金しかできないでいます。こういうご時世ですから、会社をクビになる可能性がないとはいえないし、仮に会社員として順調でも、デフレには絶対に逆らえないのです。本当なら家やスタジオにもっとお金をかけたいところです。

高槻の場合は、万が一の場合のバックアップがないので(実家が裕福でない)、こぢんまりと考えざるを得ません。ついでに言いますと、95年頃「低金利だから家を買うべし」と唱えていた人が大勢いますが、彼らには猛省を促したいですね。デフレの危険性に気付いていた高槻は安くて狭い中古マンションしか買いませんでしたが(どうしても自宅にスタジオが欲しかったので)、その頃、大きな借金をして今になって負担を感じている人は非常に多いと予想されます。

ところで預金の金利が0%どころかマイナスになることもあるんですよ。シティバンクなど外資系の銀行ですと、預金が一定額に満たないと「口座維持費」なる別料金を請求されます。これは通常、利子よりも大きい額ですから、金利はマイナス、と言えるでしょう。

逆に借りる金利がマイナスになってくれたらいいのですが、現状で、そんなサービスはまだ登場していません。例えば、2500万円借りたとして、毎月の返済額の合計が2000万円くらいになるとか、可能なのでしょうか。繰り上げ返済する場合は逆に割増料金を払わされるとか…。

性能よりボリュームゾーン

昨日はキーボードの日向野君と、ギターの嶺脇君がうちに来ていました。新曲の録音では、日向野君のキーボードが大活躍。エンソニック(Ensoniq)のMR61という機種ですが、音質が非常に良いのです。クラフトマンシップの香りがするというか、何というか…。特にドラムセットの音は、高槻が買ったXV-5080(ローランド)の比ではありません。プリセットの音色やフィルインのフレーズは、確かに古さは隠せないのですが、それでも音質という意味でいうと、かなり良くできている機種だと思いました。

ところで、エンソニックは何度か買収され、今はクリエイティブメディアというパソコン関連の周辺機器メーカーに完全に吸収されています。サポートも半ば打ち切りの状態なのだとか。一方、高槻が所有数するXV-5080を排出したメーカーであるローランドは、世界でもトップクラスのシェアを誇っているのは皆さんご存知でしょう。

今の世の中、性能を追及した製品を作りづらい状況にありますね。ローランドのようにボリュームゾーンを狙うメーカーは生き残ることができますが、クラフトマンシップ溢れるメーカーは先細りなのが現状です。そして恐らく、ローランドの技術陣ならエンソニック以上に高品質な製品を作れるのでしょうが、GOサインが出ないのだろうと思います。

サックスで言えば、恐らくヤマハはセルマーに負けない製品を作れるでしょう。でも、採算面を考えるとボリュームゾーンを狙わざるを得ないのだと思います。こうしたジレンマは、大手企業にお勤めの方なら、日頃から痛感しているのではないでしょうか。

これから先の世の中、“高くてもいいからいいものが欲しい”という欲求を満たしてくれるのでしょうか?

2002年01月26日

メソッドの功罪

高槻の知識は10年前から止まっていることを断っておきます。10年以上前に聞いた話ですが、金管楽器が上手い高校生が、音大に入学したとたんにダメになってしまう、という噂をよく耳にしました。金管といえば、トランペット、トロンボーン、ホルン、チューバですね。なぜダメになってしまうのでしょうか?

それは、奏法に関してメソッドが確立されていないからです。つまり、誰しも皆、自分は正しいと思いつつも、実際はその人個人にのみ通用する奏法だったりするわけです。学生が音大に入って著名な先生に師事すると、その先生の奏法を真似る必要がありますが、必ずしもそれが、学生本人にとって良いとは限らないわけです。先生は自分のメソッドで成功したわけですから、それを学生に伝授しても、それは自然な行為ですので、まさに不幸です。

15年くらい前に、アンブシュアに関する本を読みましたが、著者は、科学的に100%説明できない、と誌面上で嘆いていました。シカゴのオーケストラのホルン奏者が、口の周囲の筋肉に関して分析した書物でしたが、高校生にとっては非常に難しかったです。しかし、結論は単純明快、「よくわからない」でした。金管楽器の口まわりというのは、それほど微妙なわけです。

サックスに関しても似たようなことが言えそうです。奏法という意味では扱いにくい楽器です。なにせ、楽器が未完成なもので、かなり経験を積まないといい音は出ないし、ちょっとしたことで音程が狂います。しかし裏を返せば、うまく微妙にコントロールすれば、素晴らしい演奏を期待できるということでもあります。

管楽器は難しいですね。サックス奏者にハゲが多いのには、なんとなくうなずけます。

2002年01月22日

【ニューズレター】ルイジさんと共演、コラボCD、ゲストブック

(2002年1月22日発)

皆さん、こんにちは。サックス吹き・Norikoのプロモーター、高槻です。先々週に引き続きご案内差し上げます。

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1) 人気ブルースマンとのコラボ
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MP3.comで大人気のブルースマンluigiさんとコラボレーションしました。曲名は「Chasing The Moon」、少しポップかつアダルトなバラードで、高槻のサックスが前面に押し出されています。luigiさんは作曲とギター、ベースを担当しました。高槻としては新しい試みですので、ぜひ聴いて感想をお寄せ下さい。

曲はこちらです。
http://japan.artists.mp3s.com/artist_song/2163/2163821.html

luigiさんのページにもアップロードしてあります。彼のほかの曲もぜひ聴いてみて下さい。
http://japan.artists.mp3s.com/artist_song/2130/2130777.html
http://japan.mp3.com/luigi

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2) 11曲入りのコラボアルバムが完成しました
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上記のluigiさんが中心になって、コラボレーションアルバム「Seed - Aritist in Japan on MP3.com 」を作りました。ポップスからテクノ、クラシックまで11曲を収録しています。高槻のバンドは、2001年5月のヒット曲「All My Love」で参加しました。友人達の演奏をぜひ聴いてみて下さい。

CDはこちらのページで通信販売しております。7ドル98セントです。
http://japan.artists.mp3s.com/artists/cds/179/179072.html

収録した11曲は、すべてこちらのページで試聴できます。
http://mp3.com/stations/aijcd

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3) Norikoのページにゲストブックを設置
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お気付きかもしれませんが、Norikoの英語のページにゲストブックを設置しています。本人も時々チェックしていますので、よろしければ何か書き込みをお願いします。
http://pub26.bravenet.com/guestbook/show.php?usernum=2182439303&cpv=1

いつもご愛読ありがとうございます。 2002年1月22日
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高槻長尚(Takehisa Takatsuki)
http://mp3.com/stations/norikoj (Noriko)
http://japan.mp3.com/take (Takehisa Takatsuki Group)
http://homepage2.nifty.com/latinjazz/ (ホームページ)
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ニューズレターのバックナンバーはこちらのページにあります。
http://homepage2.nifty.com/latinjazz/news_letter.html

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2002年01月21日

「天才ばかばんど」

高槻は「天才ばかばんど」(てんばか)なる集団に属しています。てんばかとはぴあぴさん達が中心になって活動している「一芸集団ユニット」。音楽に限らず、詩や踊りや、それこそ「腹減った」でも何でも、とにかく「表現者」の集まりなわけです。

ぴあぴさんは「ぴあぴ3号」、高槻は「たかつき71号」。てんばかに参加すると「号」がもらえます。現在163号まで在籍していますが、1000人に達したら大阪城ホールでライブをする予定。3年後が目標ですが、今のペースなら本当に3年後に実現しそうです。

てんばかの一般構成員として、現状で最もメインとなる活動は、路上ライブです。しかし、ただの路上ライブではありません。誰が演奏するか会場に行くまでわからないし、通りがかりの人が飛び入りで参加するし、その場でてんばかに加入する人もいるなどなど。演奏者が客になったり、その逆になったり、双方向なのが大きな特徴です。

去る1月13日(日)は、関東地区で初の“ゲリラライブ”でした。場所は渋谷のNHKのほど近く。高槻もサックスを持っていきました。2回ほど出番が回ってきましたが、もちろん、楽しかったです。まさにジャムセッションといった感じでした。詳しくは以下のURLでNo.626の記事をご覧下さい。ごろしば1号が詳しく書いています。

http://ibbs.cybercity.ne.jp/ibbs.pl?user=tenbaka

個人的には、ごろしば1号とぴあぴ3号の「拍はどこにある?」という即興歌が傑作でした。飛び入りの子供にドラムを叩かせたのはいいのですが、まあ、そんな演奏だったわけです。それさえも、歌にしてしまうところがスゴイ。ここに「天才ばかばんど」のルーツがあるように感じました。

ほかにも素晴らしい表現者達がいろんな芸を披露してくれました。高槻は刺激を求めたがる向きなので、こうしたバラエティーに富んだメニューは楽しめます。

大阪城ホールにもし1000人が出演するとなると、8時間使っても、1人あたりの持ち時間は30秒。こら、大変ですな(^^)

2002年01月19日

“1%=100万人”の威力

“1%、100万人”って知ってますか? 最近は言わないのかもしれませんが、これはテレビ業界における一つの指標です。視聴率がたった1%であっても100万人もが見ている、という意味ですね。これからすると、ネットは、広がっているとはいえ、まだまだです。

日経BP社(http://www.nikkeibp.co.jp/)というところに勤めています。ここのホームページはいろんな業界の方にご覧頂いていますし、おかげさまで評価も高いです。日本有数のホームページと紹介されるケースも珍しくありません。仕事熱心な方なら必ずチェックしているでしょう。

それでも、ページビューは1日あたり平日で200万~250万程度、休日は100万程度です。個人で運営するページを基準に考えると桁外れに大きい数字に見えますが、テレビの比ではありません。

11月から12月にかけ「4500 Miles」は2週間で延べ1万5000人に聴いてもらいました。MP3.comの中ではかなり大きな数字であるはずですが、視聴率1%の深夜番組に1度取り上げられるだけで、80倍の人に聴いてもらえると考えると、かなり小さい数字でしかありません。もちろん、MP3.com自体はヒット数がかなり多いはずなので(今調べたけどわからなかった。昔、調べたときはnikkiebp.co.jpより多かった)、ウェブの中での相対的な位置付けはかなり高いと思います。

パソコンとテレビを比べると、パソコンは高価だし、使うにも難しいです。これを何とかしないとパソコンもネットも今以上の普及は難しいかもしれませんね。難しいからこそいろんなことが出来るわけですが、マスの前では諸刃の剣です。

2002年01月18日

「しじみ汁は肝臓に良さそう」で思ったこと

また寿司関連のネタ。数年前、しじみ汁の話をしたときのことです。何の話をしたのかよく覚えていませんが、彼は「しじみ汁は肝臓に良さそう」と言っていました。

でも、これはヘンかもしれない。そもそも、しじみが肝臓にいいか悪いかは実感できませんよね。彼は“一般に肝臓に良いと言われている”という意味を言いたかったのかもしれませんが、本当に“良さそう”と考えている人がいそうな気がしてしようがありません。

人間の感情、感覚、感性といったものは、意外と鈍感なのかもしれません。先人から伝えられた知識によって助けられ、いろんなことを感じるだけなのかもしれません。

2002年01月13日

“絵になる人”になろう

冬季オリンピックが近付いてきました。モーグルの上村愛子さんやジャンプの原田雅彦さんがよくテレビに出てきますね。なぜ彼らはマスコミによく取り上げられるのか――もちろん、実力があり美形だということもありますが、それよりも、“絵になる人”だからですね。

失礼を恐れず言わせてもらうと、実力的に彼らよりも露出度が高い選手がいていいような気がします。でも、番組として、記事として、絵になり面白いのは、上村であり原田なのです。

音楽はそれの極値ではないでしょうか。客観的には、上手い方が客は満足するだろうし、美男美女の方が釘付けになるかもしれませんが、そんなことより個体自身の持つ面白さが人気の秘訣となります。スポーツのようにハッキリとした数字がそのまま結果となる分野でさえ、上記のような現状があるのですから、音楽はなおさらです。浜崎あゆみやB'zからモーツァルト・ベートーベンに至るまで、音楽史上の著名人は必ず絵になっています。

そしてもちろん、高槻は自分が“絵になる人”になるべく、あれこれ手を尽くしています。高槻の実生活は驚くほど地味ですが、対外的には“ええ格好”するようにしていますね(嫉妬されがちですが)。演奏面では上手さよりもカッコ良さを追及していますし(メンバーにも言っている)、コラボ一つ取ってみても「アップロードしました」だけでなく、大宣伝し、物語まで書き、といった具合です。こうしたことの積み重ねが大事だと思います。

1月7日の記事にも少し書きましたが、「サックス吹き」であることを訴求するために、いくつかのことを犠牲にしています。本音を言うと、ピアノも弾きたいし、ポップス系の曲も作りたいし、テクノ市場にも参入したいし、オーケストラのアレンジもやりたいし…。時間がないからやらないという理由もありますが、「高槻は何する人ぞ」と思われないようにするためです。逆に、サックスならどんな音楽でもやりたいと思っています。

今回の話は本来、バカ正直に書くことではありませんが、上村や原田を見るとつい憧れてしまい、上記のようなことをつい思い起こしてしまうのです。もちろん、4年前にも同じことを思っていました。

2002年01月11日

回転寿司屋に見る現代人的コミュニケーション考

などと書くと、いかにもバブル期の卒論ですね(^^) さっき、回転寿司屋に行きました。そのとき少し思ったことです。隣に座っていたオジさんは小声でした。

オジさん:「タコとコハダ」
板さん_:「…」
オジさん:「タコとコハダ」
板さん_:「コハダと、…??」
オジさん:「…」


会話はここで終了。高槻なら、声を大きくして「タコと×」と言うか、まず「すみません」と注意を喚起するか、どちらかだったでしょう。店内は静かだったので、それほど大きな声は必要ないはず。


伝えたい意思は伝えるべきですが、世の中、シャイな人って多いんですよね。そして、そのオジさんのように、こんなちょっとしたことで“伝わらなければそれでいいや”と諦めてしまいます。余計なおせっかいですが、そのオジさんの日常を少し心配してしまいました。愛の告白は恥ずかしいし、無理なお願いは切り出しにくいですが、寿司屋でネタを頼むのくらい…、と思ってしまうわけです。


オジさんは、怒り出さなかっただけマシでした。


演奏するときは、いつも上記関連のことを念頭に置きます。自分の演奏は相手にどう聴こえているのだろう、と。叫べば届くというものではないですしね。音楽家なら誰しも供給側としてのポリシーを貫きたくなるものですが、時には消費者サイドに立ってみることも大事だと思います。ましてや、売れたいと思うのなら、そうした“したたかさ”は必須でしょうね。

2002年01月08日

【ニューズレター】ファンキーな新曲・4500マイルのお礼

(2002年1月8日発)

皆さん、あけましておめでとうございます。Norikoのプロモーター・サックス吹きの高槻です。本年もよろしくお願い申し上げます。

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1) ファンキーな新曲をアップロード - 高槻のバンド
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新曲をアップロードしました。曲名は「Crow's Dance」、ファンキーかつ踊りたくなるアシッドジャズです。作曲はキーボード担当の日向野君、当バンドのお洒落で新しいサウンドを是非、聴いてみて下さい。

曲はこちらのページにあります。
http://japan.artists.mp3s.com/artist_song/2121/2121949.html

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2) 4500マイルのお礼 - Norikoとのコラボ
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Norikoとのコラボ「4500 Miles」は大盛況でした。このロマンチックかつドラマチックな力作を聴いて下さいました皆様一人一人に、厚く御礼申し上げたいと思います。MP3.com内での健闘ぶりは以下の通りでした。

・11月26日:B'zを抜き日本一
・11月27日:Jazz部門で世界一
・11月29日:ヒット数が1311。1日あたり1曲の数字として自己最多
・11月30日:総合ランキングで100万曲中41位。マドンナに迫る

4500 Milesはこちらのページで聴けます。
http://japan.artists.mp3s.com/artist_song/2010/2010915.html
http://japan.artists.mp3s.com/artist_song/2010/2010897.html

誕生秘話はこちら(4500マイル物語)。
http://homepage2.nifty.com/latinjazz/column0112.html

順位の詳細はこちら。
http://homepage2.nifty.com/latinjazz/4500_miles.html

重ねて御礼申し上げます。

いつもご愛読ありがとうございます。 2002年1月8日
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高槻長尚(Takehisa Takatsuki)
http://mp3.com/stations/norikoj (Noriko)
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2002年01月07日

“過去の遺産”で食いつなぐ「アネックス」

サックス吹きの高槻は、サックスを使わない曲もMP3.comにアップロードしています。それはTakehisa Takatsuki - Annex。ぴあぴさんと松元君と3人で作ったPC自作音頭(高槻は作曲を担当)もアネックスに置いてあります。

今では、このページに新曲を追加することはないし、全く宣伝しなくなったこともあり、お客は激減してしまいました。それでも、何とか月間1000ヒット前後をキープできています。最盛期に比べると10分の1ですが、それでも0にならないで済んでいるのは、ズバリ“過去の遺産”があるからです。

昔はこちらのページを宣伝しまくっていたのです。その結果、多くのステーションに加えてもらっているので、そこからの再生数が今でも月に数百のオーダーに昇るのです。ステーションに最も多く採用されているのはSamba Orange Road - Bossaですね。

・ステーションで再生される

 →そこそこ順位が上がる

 →チャートのページからも再生される と小さいながらも好循環に組み込まれているようです。Bossa Nova部門は比較的競争が穏やかなので、沈まずにいられるのでしょう。ちなみにこの曲は、2000年の春にBossa Nova部門で1位を取りました。さて、今後どこまで悪あがきできるのでしょうか? * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

高槻が初めてMP3.comに曲を登録したのは1998年の12月。当初はサックスを使った元祖Samba Orange RoadやピアノソロのBeauty in Kyotoが同じページに混在していました。どちらの系統も高槻としてのルーツは同じなのですが、自分がサックス吹きであることを訴求するために、翌年6月に非サックスものを「アネックス」として分離したのです。

Beauty in Kyoto - Piano SoloはSmooth Jazz部門で2位、サイト全体でも31位と、MP3.comの黎明期に大ヒットした曲です。それを失うのは怖かったですが、後のためにと思い、英断を下したわけです。オランダの友人Michielも背中をポンと押してくれました。

アネックスには後に、前述のボサノバ版Samba Orange Roadというヒット曲も生まれましたが、事実上、そこで更新は止まりました。止めた理由は、サックスの方を頑張ろうと思ったからです。アネックスをさらに発展させるには、音源を買い換えたり、シーケンサーを入れ替えたりと、サックス吹きが片手間にやるには、少しハードルが高いようにも思えました。

そんなわけで、何とかサックスものをメインに持ってくることができたわけです。サックスもののヒット数がアネックスを上回るようになったのは、2001年3月のこと、意外と最近なんですよ。ボサ版サンバが1位を取ってから1年かかりました。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ジャンルが何であれ、高槻は、サックスを吹いている限り、同一のアイデンティティーとして捉えてもらえるような気がします。当初は、サックスか否かで分けるのか、ジャンルで分けるのか、結構悩みました。今にしてみると、現状の分け方が良かったと感じています。

2002年01月06日

MP3.comからのボーナス

昨年の9月29日に「印税がなくなる!」という記事を書きました。これの続きです。2001年10月からMP3.comのアーティストに支払われる印税のうち、再生・ダウンロードに対する分が大幅にカットされました。平均的には7~8割のカットと言われています。

その代わりに登場した制度がP4P Promo of the Monthです。毎月、ある基準をクリアしたアーティストに対してボーナスが出るのです。ボーナスの総額は毎月5万ドル、これが該当するアーティストに分配されます。どういう基準かは、毎月、変わります。

・2001年10月=10月の再生数が5000以上 ・2001年11月=11月の再生数が1万以上 ・2001年12月=11月の再生数が600以上、

         かつ、12月の再生数が11月の5割増 ・2002年1月=1月の再生数が7500以上

高槻は運良く、現状ですべてのボーナスを手にしています。10月は再生数が5000を超えたので、11月16日に48ドル64セントを受け取りました。11月は1万を超えたので12月9日に88ドル18セントをゲット。12月は11月の5割増以上だったので、1月中にいくらかもらえるはずです。

特に12月の基準は面白かったと思います。再生数600というのは、1日あたり20ですから、それほど高い壁ではないはず。それを1.5倍以上にするのは、あれこれ宣伝すれば、比較的、達成しやすい数字だったと思います。逆にいつもヒット数が多い人は、急に5割増にするのは難しかったでしょう。つまり、12月は結果を競うのでなく、努力を競う月であったと言えます。

この制度、高槻が昔に使った表現で言えば「5万ドル争奪戦」とでもいいましょうか。このボーナスがもらえるのはプレミアムアーティストのみです。

2002年01月05日

大躍進の2001年でした

こちらのページに、2001年1月から12月までの再生数をまとめました。2000年に比べると3倍近い伸びで、いかに皆さんにサポートしていただいたかがよくわかります。この場をお借りして、厚く御礼申し上げたいと思います。

大ヒットが2曲ありました。All My Loveと4500 Milesです。前者はボーカルのエリコが作詞でギターの嶺脇君が作曲、後者はNorikoと高槻の共同作品です。どちらも、仲間の力によって成しえた偉業ですので、こういう面でも、いかに自分が助けられているかを実感する2001年でした。特に4500 Milesはこの曲だけで1日で1311ヒットという自己最多記録を樹立することもできました。

この2曲に共通するのは、高槻の思い入れがたっぷり、ということです。4500 Milesの方は、自分もアイデアを出し、しかもLAまで出かけたくらいですから力が入ろうものです。詳細はコラムに書きましたので参照して下さい。しかし、それと同じくらいAll My Loveにも力を注いでいるのですよ。初めてこの曲に触れたのは94年~95年くらいのことですが、その頃からこの曲が大好きだったのです。6年たって、その想いをさらに発展させることができたのは、大変嬉しいことでした。

エリコが唄うボーカルものの新曲を、遠くない将来にアップロードできるよう、準備を進めています。実は曲は出来ていて、進行等を詰めている最中です。それと、どんな形になるか全く未定ですが、Norikoとのコラボの第二弾も、2年以内には発表できると思います。彼女が日本に帰ってくるときに、双方の体が空いていればの話ですが、高槻がNorikoをプロモし続ける限り、相手してもらえる権利があるそうだ(^^)

とにかく、リスナーの皆さんにも、音楽仲間の皆さんにも、感謝。

2002年01月02日

音感を鍛え直そう

いつの間にか、サックスの音程が悪くなってしまいました。学生時代はほぼパーフェクトだったんですが…。ということで、鍛え直しています。ここ数カ月、いろんな“実験”をしてみました。それでわかってきたのですが、どうやら、耳が持っている(感じる)音程が、30%くらい高い方にズレてしまっているようなのです。

★まず、オートチューンという、音程を直すプラグインソフトを使って、自分の演奏を補正します。どれだけズレているかが、画面にリアルタイムで表示されますが、それを見ていると、高めの音が多々あり。その高い音は平均すると30%程度ズレています。高槻の演奏は、バンドをカラオケにしたものです。

★サックスで吹くべき旋律を、キーボードを使って、レコーダーに録音します。それに合わせてサックスを録音します。後でサックスを聞いてみると、やはり高めの音がいくつか出てきます。そのズレの具合をオートチューンで見てみると、やはり30%前後。

★では、チューナーの針を見ながら演奏すればどうか。これはさすがに正しい音程(に近い)で吹けますが、どうも、本来より低い音程で吹いているように演奏中に感じてしまって、気持ち悪いです。

★正しく440Hz(出ないのでホントは220Hz)だと思う音を「アー」と発音してみます。チューナーで確認してみると、また、30%高いのですよ。絶対音感自体がかなり狂ってきているのですが、平均すると、30%くらい高い数値が計測されます。


絶対音感が30%程度、高い方にズレてしまっているのかもしれません。たまたま高い方に平均30%ズレる、という単純なズレ方ではないような気がしてきました。地道に矯正するしかないですね。どなたか、いいメソードをご存知なら、ご教示ください。


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サックスで音程を正しく吹くには、次の2点が必要です。


1)正しい音程が相対的(相対音感でなくもっと広い意味で)にわかること
2)その音程を出すべくサックスをコントロールできること


現状の高槻は1)も2)も怪しいですが、特に1)をなんとかすべきです。「合っている」と思う音感が、実はズレがちなのですから、困ったものです。


2)は、口が疲れると難しくなります。口を締め付けないと音が出なくなるので、多くの場合、高い方にズレます。いろんな実験をしてみるまで、高槻の現状は2)の欠如が主な要因だと思っていましたが、それだけではないことがわかり、愕然としています。


さらに、音感の先は、平均律(機械的な音階=オクターブ以外はきれいにハモらない)か純正律(本来の音階=きれいにハモる)かという問題も避けて通れません。現状の高槻はソロがメインなので平均律でも問題は大きくないですが、ホーンセクションともなると違いますね。まあ、ジャズ系は三度や五度といった“きれいな”ハモリが少ないので、平均律でも“ごまかし”は効きます。


高槻は子供の頃に絶対音感ができてしまったのですが、相対音感もなんとか身に付けるように頑張りました。今は必要がなくなりましたが、ジャズのスタンダードをやるには、あると便利なのです。どんなキーをリクエストされても、“変換”なしにメロディーを吹けますから。