« MP3.comからのボーナス | メイン | 【ニューズレター】ファンキーな新曲・4500マイルのお礼 »

“過去の遺産”で食いつなぐ「アネックス」

サックス吹きの高槻は、サックスを使わない曲もMP3.comにアップロードしています。それはTakehisa Takatsuki - Annex。ぴあぴさんと松元君と3人で作ったPC自作音頭(高槻は作曲を担当)もアネックスに置いてあります。

今では、このページに新曲を追加することはないし、全く宣伝しなくなったこともあり、お客は激減してしまいました。それでも、何とか月間1000ヒット前後をキープできています。最盛期に比べると10分の1ですが、それでも0にならないで済んでいるのは、ズバリ“過去の遺産”があるからです。

昔はこちらのページを宣伝しまくっていたのです。その結果、多くのステーションに加えてもらっているので、そこからの再生数が今でも月に数百のオーダーに昇るのです。ステーションに最も多く採用されているのはSamba Orange Road - Bossaですね。

・ステーションで再生される

 →そこそこ順位が上がる

 →チャートのページからも再生される と小さいながらも好循環に組み込まれているようです。Bossa Nova部門は比較的競争が穏やかなので、沈まずにいられるのでしょう。ちなみにこの曲は、2000年の春にBossa Nova部門で1位を取りました。さて、今後どこまで悪あがきできるのでしょうか? * * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

高槻が初めてMP3.comに曲を登録したのは1998年の12月。当初はサックスを使った元祖Samba Orange RoadやピアノソロのBeauty in Kyotoが同じページに混在していました。どちらの系統も高槻としてのルーツは同じなのですが、自分がサックス吹きであることを訴求するために、翌年6月に非サックスものを「アネックス」として分離したのです。

Beauty in Kyoto - Piano SoloはSmooth Jazz部門で2位、サイト全体でも31位と、MP3.comの黎明期に大ヒットした曲です。それを失うのは怖かったですが、後のためにと思い、英断を下したわけです。オランダの友人Michielも背中をポンと押してくれました。

アネックスには後に、前述のボサノバ版Samba Orange Roadというヒット曲も生まれましたが、事実上、そこで更新は止まりました。止めた理由は、サックスの方を頑張ろうと思ったからです。アネックスをさらに発展させるには、音源を買い換えたり、シーケンサーを入れ替えたりと、サックス吹きが片手間にやるには、少しハードルが高いようにも思えました。

そんなわけで、何とかサックスものをメインに持ってくることができたわけです。サックスもののヒット数がアネックスを上回るようになったのは、2001年3月のこと、意外と最近なんですよ。ボサ版サンバが1位を取ってから1年かかりました。

* * * * * * * * * * * * * * * * * * * *

ジャンルが何であれ、高槻は、サックスを吹いている限り、同一のアイデンティティーとして捉えてもらえるような気がします。当初は、サックスか否かで分けるのか、ジャンルで分けるのか、結構悩みました。今にしてみると、現状の分け方が良かったと感じています。