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回転寿司屋に見る現代人的コミュニケーション考

などと書くと、いかにもバブル期の卒論ですね(^^) さっき、回転寿司屋に行きました。そのとき少し思ったことです。隣に座っていたオジさんは小声でした。

オジさん:「タコとコハダ」
板さん_:「…」
オジさん:「タコとコハダ」
板さん_:「コハダと、…??」
オジさん:「…」


会話はここで終了。高槻なら、声を大きくして「タコと×」と言うか、まず「すみません」と注意を喚起するか、どちらかだったでしょう。店内は静かだったので、それほど大きな声は必要ないはず。


伝えたい意思は伝えるべきですが、世の中、シャイな人って多いんですよね。そして、そのオジさんのように、こんなちょっとしたことで“伝わらなければそれでいいや”と諦めてしまいます。余計なおせっかいですが、そのオジさんの日常を少し心配してしまいました。愛の告白は恥ずかしいし、無理なお願いは切り出しにくいですが、寿司屋でネタを頼むのくらい…、と思ってしまうわけです。


オジさんは、怒り出さなかっただけマシでした。


演奏するときは、いつも上記関連のことを念頭に置きます。自分の演奏は相手にどう聴こえているのだろう、と。叫べば届くというものではないですしね。音楽家なら誰しも供給側としてのポリシーを貫きたくなるものですが、時には消費者サイドに立ってみることも大事だと思います。ましてや、売れたいと思うのなら、そうした“したたかさ”は必須でしょうね。