2500万円借りて2000万円しか返さない?
7年前のちょうど今ごろ、今の自宅を買いました。毎年この時期になると、おカネのことをあれこれ考えてしまいます。
デフレ真っ盛りの日本経済。個人的には歓迎なのですが、一つ困るのは借金がしづらい点ですね。
例えば、毎年10%のインフレだと、借り入れ金利も給料の増加率も物価の上昇率も10%だったりします。高い金利は見かけ上、チャラになるわけです。ところが、毎年、給料と物価が10%ずつ下がっていったとしましょう。このとき、仮に借りる金利が0%だとしても、見かけ上は金利が10%なのと同じ。つまり、大きな負担となるわけです。デフレは、これが怖いですね。
これがために、高槻は小さな借金しかできないでいます。こういうご時世ですから、会社をクビになる可能性がないとはいえないし、仮に会社員として順調でも、デフレには絶対に逆らえないのです。本当なら家やスタジオにもっとお金をかけたいところです。
高槻の場合は、万が一の場合のバックアップがないので(実家が裕福でない)、こぢんまりと考えざるを得ません。ついでに言いますと、95年頃「低金利だから家を買うべし」と唱えていた人が大勢いますが、彼らには猛省を促したいですね。デフレの危険性に気付いていた高槻は安くて狭い中古マンションしか買いませんでしたが(どうしても自宅にスタジオが欲しかったので)、その頃、大きな借金をして今になって負担を感じている人は非常に多いと予想されます。
ところで預金の金利が0%どころかマイナスになることもあるんですよ。シティバンクなど外資系の銀行ですと、預金が一定額に満たないと「口座維持費」なる別料金を請求されます。これは通常、利子よりも大きい額ですから、金利はマイナス、と言えるでしょう。
逆に借りる金利がマイナスになってくれたらいいのですが、現状で、そんなサービスはまだ登場していません。例えば、2500万円借りたとして、毎月の返済額の合計が2000万円くらいになるとか、可能なのでしょうか。繰り上げ返済する場合は逆に割増料金を払わされるとか…。