逆順にレコーディングしてみよう
2月3日の記事の続きです。高槻のバンドは99年まではライブ一筋、それ以降はレコーディングをメインとしました。
ライブとレコーディングは相反するものだと思っています。ライブは一発勝負ですが、レコーディングは繰り返し聴かれることを前提にする必要があると思うのです。
乱暴な言い方をすれば、ライブは、臨場感が重要であり、極論すれば、ズレていても、粗くてもいいのです。そうした生々しさが時に効果的です。対してレコーディングでは、ズレや粗さは極力なくすべきだと考えています。その場限り的なものを何度も繰り返し聴いてくれるかどうかはわかりません。ネタバレしているのに繰り返し聴いてくれるのは、よほどのファンです。
ライブは攻めであり、レコーディングは守りなのかもしれません。
そしてもちろん、ライブを(もしくはライブ形式で)レコーディングするのも、大きな意味があると思います。
ライブが中心だった頃は2~3曲に1曲の割合でベースソロやドラムソロを入れていました。今はほとんどありません。ライブ中心のときは1曲が10分でしたが、今は長くても5分程度、3分台を目標にしています。
ライブとレコーディング、それぞれ“ええとこ取り”すればどうか。きっとダメでしょう。どっちつかずでコンセプトがあいまいになりそうな気がします。レコーディング時にライブ的なものを取り入れるのは、もちろんいいことだと思いますが、あくまでレコーディングなのだという枠から外れることは難しいような気がします。
新曲の準備をしていますので、その辺を実験してみようと思います。今までは、ドラム → ベース → キーボード → ギター → サックスの順に録音していましたが、逆順で録音する予定です。カラオケ上に高槻がまずサックスを録音します。全体の音から打ち込みギターの音だけ抜き、リアルギターを録音します。次は打ち込みキーボードを抜いた状態でリアルキーボードを録音、これを繰り返すのです。
さて、どんな仕上がりになるでしょうか。2~3カ月で完成すると思います。