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難しかったエレピのEQ

Sentimental Youのデュオ版を無事アップロードできましたが、エレピのEQをどうすべきか、散々悩みました。

高槻のミックスの基本は「ドンシャリ」です。低音と高音を強調したいのですが、この演奏はサックスとエレピのみ。そんな状況下でのサウンドメイキングは初めての試みでした。

サックスの音はいつものEQをいじりたくなかったので、エレピの加工で対処することに。ここに加工前と加工後の音をそれぞれ15秒ずつ、1つのファイルにまとめています。よろしければ聴いてみて下さい。ミキシング後さらにEQをかけているので、MP3.comにアップしたサウンドとは少し違う点はご了承下さい。

まず、高音の伸びが足りなかったので、7.55kHz以上をシェルピングで4デシベル上げました。これで抜けの悪さは何とか改善できたと思います。本当はもっと上げたかったのですが、ヒスノイズが目立つので、4デシにとどめました。

次は、音の輪郭をハッキリさせるため、2.24kHzを6デシベル上げることに。この帯域を上げると音量も稼げる反面、うるさいサウンドになりやすいので注意が必要ですね。

一番悩んだのは中低域の処理です。低音を削ってスッキリさせたかったのですが、迫力がなくなるのも考えものですので、結局は中域の篭りを思い切りカットするものの、低音はあまりいじりませんでした。具体的には、472Hzを10デシベル下げ、397Hz以下をシェルピングで1デシベル下げることに。

EQをいじる前の音はもちろんバランスが取れた良い音なのですが、やはり、サックスと混ぜたときに冴えた音になってほしいものです。そんな意味で、音を作ったローランドの職人さんには申し訳ないと思いながらも、いじらせてもらいました。

あまり手の内を明かしたくありませんが、上記が高槻流のサウンドメイキングということで、紹介させて頂きました。