うちの近所に立派な億ションがあります。三鷹駅から徒歩4分、総戸数98戸で、すべての部屋が100平米以上、地下に全戸分の駐車場――バブル期のそれとは異なり平成10年頃に完成した物件ですので、価値は大きいと思います。仲介営業マンによると、その物件の近隣の人は、そのマンションにいつか住み替えるべく住居をステップアップしているのだとか。もっとも、高槻はやじうまで見学に行ったりしましたが、住みたいとは思いませんでした。
ところでその物件、販売時期に高槻のところに勧誘の電話がかかってきました。「宝くじ当たったら買いますね」と返事をしておいたのですが、当時の1等は最高6000万円。なのに一番安い部屋が8800万円でしたから、ローンなしでは買えないわけです。宝くじの1等って価値がないなぁ、としみじみ思ったものです。
今のジャンボ宝くじは、1等が2億円、前後賞を合わせて3億円です。これなら億ションも買えます。仕事しないで暮らせるでしょうが「一生遊んで」と言い辛い微妙な金額だったりもします。
4人家族が東京で豊かに暮らすには最低でも年間500万円くらい必要でしょう。人生残り40年だとすると、ちょうど2億円です。1等の賞金は「当せん金付証票法」なる法律で1枚の値段(300円)の100万倍以下(3億円以下)と決められているのですが、それにしても「2億円」という数字は的を得ていると思います。前後賞を含めて3億円に当って初めて「遊んで暮らす+億ションゲット」が実現できるわけですね。
ちなみに、その億ションの地下駐車場には、ベンツは止まってなかったように記憶しています。意外と大衆的なクルマも多かったです。皆さんきっと、住居にお金をかけすぎてしまったのでしょう。