倒産しない役所
公の場で公務員や役所の“悪口”を言う人が多いかと思います。特にウェブ上では顕著です。しかし、相手が公務員なら悪口を言ってもよいという風潮が、なぜ、まかり通っているのでしょうか。漠然と「相手は公務員だから」と思っている人が多いような気がします。
理由は、わかりやすく言えば、悪口を言われてもクビにならないからです。逆に言うと、必要以上の悪口が公務員に目に見える不利益を与えるとすれば、その悪口を言った人は責められます。
例えば、公務員に本格的に成果主義が導入されたとしましょう。仮に、ある公務員Aさんが一般人Bさんから必要以上の悪口を、例えばウェブサイトに掲載されたとしましょう。もし、これが理由でAさんの給与が下がったり解雇されたりすれば、BさんはAさんから「過剰なまでの悪口によって経済的な損失を被った」との裁判を起こされるでしょう。
公務員を叩いてよいのは、あくまで公務員の地位が安泰だからです。
高槻がペーペーの記者だったころは、先輩から「フツーの会社は役所と違って、根拠なしに悪い記事を書くと倒産するから、気をつけるように」と忠告されたものです。
ウェブ等に文句を書いている人で、こういうことまで承知している人はいったい何人いることやら。。