バップは古いが“古典”ではない?!
2004年1月21日の記事「ジャズの精神」を以下のように訂正しました。
(誤)ジャズの中でもバップ(Bop)は今でこそ古典の代名詞ですが、 (正)バップ(Bop)は今でこそ古いジャズの代名詞ですが、
ジャズ史100余年をどう見るか、という問題でした。100年というスパンで見ると、確かに、1930年代までがクラシックジャズ(=古典)、1940年以降がモダンジャズ(=近代)ですから、モダンジャズのことを漠然と「古い」というのは正しいですが、「古典」と言い切ってしまうのは不適切です。これがジャズ史的な通念です。
ところが、現代のジャズは、1970年代にモダンジャズからフュージョンが枝分かれし、2004年現在ですとそのフュージョンからアシッドジャズやスムースジャズ、クラブジャズ、あるいはジャズファンクなどへと、どんどん多様化しており、その多様化も現在進行中です。
こうした「今」にどっぷり浸かっている高槻としましては、50年以上前のことに実感が湧きません。すなわち、クラシックジャズのことをもはやジャズの外の音楽だと思い込み、バップこそがジャズの起源だと勘違いしてしまうわけです。誰に指摘されたわけでもありませんが、昼間ふと気付いて、いま修正したところです。
ちなみに、「クラシックジャズ」「モダンジャズ」「アシッドジャズ」などは演奏のことを指します。マイルスは「On Green Dolphin Street」をモダンジャズとして演奏しましたが、高槻の昔のバンドでは、ラテン系フュージョンとして演奏していました。