「速度規制」「チェーン規制」という、いい加減なくっつけ方
高速道路で雨や雪が振り出すと「速度規制」が始まりします。雪が積もってくると「チェーン規制」に変わります。
本当はこの2つの表現を並べるのはおかしいです。「速度規制」の方で「速度」を出すことを「規制」するという意味を定義しておきながら、「チェーン規制」の方は「チェーン」をつけることを規制するという意味ではありません。逆ですね。
「規制」の前にある単語(=速度、チェーン)と「規制」の関係が、「速度規制」と「チェーン規制」とで正反対になってしまっています。これで混乱が起きないのは、ドライバー全員が、「速度」と「規制」の関係、「チェーン」と「規制」の関係を知っているからです。逆に言うと、くっつけられた2つの単語の関係を知らないと意味は理解できないということです。
意味さえ通じれば便利な「くっつけ言葉」ですが、背景をよく知らない人に説明するときには使うのを避けたいところです。