人事異動と北朝鮮の共通点
建築雑誌の編集部に異動して2週間。いきなり特集を担当することになり大変な毎日です。住宅全般が担当ですが、特にシックハウスを専門に担当しています。先週は取材でワールドシティータワーズのモデルルームに行きました(^^)
人事異動はときに、それまでのキャリアをゼロにしてしまいますが、社内の活性化には欠かせない“年中行事”です。本人にとっては同じ仕事を続けているのが合理的なわけですが、それだけだと煮詰まってしまうのが会社なのです。経営者としては、一時的に“穴”が空くのを覚悟で、強制的に配置転換するわけです。ときには、体制そのものも新しくなります。
今日の北朝鮮は、それが出来ない病んだ会社のように思えます。確かに50年前だと、社会主義は画期的だったと思いますし、夢もあったでしょう。
合理的な中国人は「こりゃいかん」と気付き、社会主義は保持したまま資本主義を大胆に取り入れ、いわば“ソフトランディング”を目指しているように見えます。そこまで踏み切れないのが北朝鮮でしょうね。
自分が金日正なら、今さら自分から改革などしないでしょう(^^) 会社員に例えると定年まであと5年といったところです。新しい仕事を覚えるのは億劫です。
北朝鮮の幹部達にとって、国民を飢えさせていることや拉致を非難されることはもちろん怖いことでしょうが、それよりも、未経験の世界が自国の周囲を取り巻いていることの方が数倍怖いと思っているのではないでしょうか。自ら構築した歯車に自ら組み込まれてしまっているかのようです。