3坪の長屋は半永久仮設住宅だった
加藤秀俊という人が、江戸の九尺二間長屋について、書いています。
http://homepage3.nifty.com/katodb/doc/text/3031.html
九尺×二間=3坪の長屋のルーツは、戦国時代の兵士の宿営にあると言います。いつ焼かれてもいいように、最低かつ一時的な建物として設計された寝小屋が、江戸時代には半永久的な住居になってしまったのだと。
江戸の町で大名や武家が屋敷を建てる際に、全国から集まった職人を住まわせたのが、九尺二間の長屋らしいです。出稼ぎなら狭くても不満がありません。江戸は火事が多発しましたが、庶民には失うものがなく、なにより、火事で長屋が焼ければ職人にまた仕事が来ます。大家にしても3年で元が取れたらしいです。
経済的にうまく循環していたんですね。